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ジャンプ力に定評のある前田

俳人のジャンプ力に定評のある前田が書くブログ

4時限目で大学を早退しカレーつくります。レシピに沿ったおいしくないカレーはもう嫌だ。

 

www.ishidanohanashi.com

この記事を読んだ時、

カレーの話だと思って読んだらほっこりしたので皆さんに共有したいと思います。

いしださんの許可は得ていますが

彼をディスったり、逆に応援したりする意図もなくただの物語として書きました(笑)

原文一文一文似せているつもりなので先に元の記事に目を通して頂けると嬉しいです。

 

 

 

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レシピに沿ってつくる必要なんてどこにもなかった

 

肉を炒めたら野菜。

野菜を炒めたらルー。

そんなレシピに沿ってつくるのは当たり前。

それ以外の作り方は自分には関係ない違う世界の国のことだと思いつくってきました。

 

 

 

どこにでもいるようなコゲ人間 

ぼくは、中3まで趣味もなく、料理についてもなにも考えず、料理人の目をすごく気にして生きていて周りの料理人と同じことで安心するような人でした。

 

高校も速水もこみちが嫌いで高さの低いところからバジルを入れ、

 

楽に料理をつくりたく自分の好きなジャガイモ料理しかつくりたくない人間だったんですよね。

 

友達と遊んでばっか、ずっとヘラでお好み焼き屋の鉄板についたコゲを削ぎ落としてるような人間でした。

 

そんな、なにも考えずに生きてきたぼくは高校生活で大きな転換期を迎えることになります。

 

 

 

 

 

人生ではじめて卵白を経験する 

高校のときは唐辛子料理研究部だったんですね。

 

その部活動で、ぼくは人生ではじめて卵白を味わうことになります。

 

自分の高校の唐辛子料理研究部は他の部活よりも勧誘がいろんな意味ですごい部活でした。

 

ぼくは中学で部活はもういいと思っていたので、高校生活は断固たる思いで男子ジャガイモ料理部志望。

 

誘われても断固拒否。ジャガイモ料理つくるぞ!ってずっと考えてました。

 

でも、友達が勧誘されて入部することになってしまい、

 

まずい料理をつくる友達が入部しちゃったら遊ぶ相手がいなくなるじゃないかと思いました。

 

なので「ちょっと入ってみるのもいいかな」という感じで入部することに。

 

なんとなくで入った唐辛子料理部の料理は、実は全国発狂を目指すハードな味。

 

辛みに気づいたときにはもう遅く、簡単には辛みを取り除けないような料理でした。

 

中学生のときは優しいお酢を入れていたので、今までの自分では考えられない料理を強いられました。

 

唐辛子を食べた経験がなかったぼくと中学の部活からびっしり唐辛子を食べてきた周りの子とは明らかな差がついている。

 

そんなメンバーと実力を競うことになったとき何を一緒に食べたら辛味が和らぐかの答えは卵白でした。

 

 

 

毎日「辞めたい」と思った日々 

大会の時期になると、朝から晩までずっと唐辛子を食べる毎日が続きます。

 

練習では部員のみんなの前で一人で食べさせられ、その時の辛さやミスしてその手で目を掻いたときの絶望感は尋常じゃないです。

 

唐辛子を食べることは好きじゃありませんでした。

 

好きじゃないから料理の練習もしないし食べる努力もしないので全く唐辛子料理の腕も上達しませんでした。

 

「もう無理だ」

 

平野レミに怒られる毎日。数えきれないくらい部活動を辞めたいと思いました。

 

だけど、結局退部を決意することはできませんでした。

 

はじめから部活なんて入らなければよかったのにと今でも心底思います。

 

ぼくは本当に何も考えてなかったんです。

 

そのせいで挫折し、何も考えずに生きてきた自分だけじゃなく、唐辛子を育てた農家にも

 

「どうしてこんな風に唐辛子を育てたんだ!」と恨んでしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

「米を炊きたい」と強く思った高校3年生の秋 

そんな自分を変えたくて大学では他の誰もしないようなことをして皆を見返してやりたいと思い、必死にその方法を探しました。

 

探していると、レンジでごはんを炊けることや実際に何百万粒も炊いている人がいることを知り、

 

 

これなら自分にもできそうだと思いました。

 

そんな思いで大学と一緒にレンジ料理をはじめ、

 

 

 

そして自分の意思もなく、レシピに沿って料理をつくることは間違いだということにようやく気づくことができました。

 

 

 

 

とりあえずで入れたジャガイモには、ホクホクするものは1つもなかった 

ジャガイモは好きです。

 

でも、ジャガイモを仕事にすることは違うと高校のときは思っていました。

 

なので、ジャガイモの入った料理つくる人になろうと思い、名古屋ジャガイモ大学という大学を志望。

 

そして合格。

 

しかし、高校のときに行きたいと思っていた大学にも入学できて、シチュー学も受講できたけれど、

 

授業でつくるシチューや友達とつくるシチューにはなにも刺激を得るようなことはありませんでした。

 

なにか違う。ジャガイモをゆでる時間が足りない。

 

「このままで、ジャガイモを入れても絶対に少しも美味しくならない」

 

日に日にこの思いは強くなっていきました。

 

そもそも、授業に出る前提だったから自分のやりたそうなことを探してシチュー学を受講登録しただけだった。

 

茹でずに入れたジャガイモにはホクホクするものは1つもなくて、美味ししいと感じることがあるはずもなかったんです。

 

そして、周りの人のシチューを食べてもおいしくない。みんな、なんだか味付けが甘いなと感じてもいました。

 

そして、ふわっとスパイスを入れていたのは自分だけじゃない。周りもそうなんだと気づいたんです。

 

周りの人間もなにも考えてないんだなと思いました。

 

でも、もう周りと同じことで安心することはなかった。

 

「このまま、周りと同じように3年後はビーフシチューをつくり、4年後にはハウス食品で働き始める。」

 

そんな、いわゆる「普通」の人生に自分が満足できるのかって考えたときに、

 

「そんな人生は絶対に嫌だ!」と思ってしまいました。

 

 

 

そして、そんな授業に嫌気がさして授業の早退を決意することになります。

 

 

 

 

 

「高い材料費払ったのに」と、教授にも反対された

教授に相談したときは当然のように反対。

 

でも、このときのジャガイモは固く、食えるようなものじゃありませんでした。

 

「何としても説得する」

 

そう考えてました。

 

とはいえ、材料費も光熱費も払ってもらっているのに授業の途中で早退するのは凄く申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。

 

けれど、自分の気持ちを必死に言葉にして教授を説得。

 

「もうシチュー学の授業には出ない。カレーをつくって生きていくんだ!」

 

「やっと本当につくりたいジャガイモを使った料理が見つかったんだ!」

 

今まで強い意志で教授になにか伝えるようなことをしたことはありませんでした。

 

今回は違うと思ってくれたんだと思います。

 

少しずつわかってくれるようになり、早退も認めてくれて応援してくれるようになってくれたんです。

 

散々迷惑をかけてきたけれど、こんなぼくを見放さないでくれたことに感謝しかありません。

 

 

 

 

 

 

18歳でオリジナルカレーという道を選ぶ理由

 

ぼくがオリジナルカレーをつくりたいと最初に思ったのは中学2年生のとき。

 

「カッコイイインド人になりたい!」ってテレビのニュースを見ていて、そうふと思ったんです。

 

それが自分の中でのはじめてのやりたいこと、夢でした。

 

そして、「よし、自分の夢はインド人だ!インド人になろう!」と法律の本を読みに本屋へ走ったけれど、

 

本を手にとって読んでみたら「あ、無理だ」と思い結局すぐに諦めてしまいました。

 

 

 

でも、18歳になってもその憧れを消しさることはできませんでした。

 

いろんなスパイスを使うインド人やタイ人をみてこんなに美味しそうなカレーは他にないと思いました。

 

「このまま自分のつくりたいカレーを諦めていいのか?」

 

「このまま何もせずに日本のカレーだけ作ってていいのか?」

 

こんなことを自分に問い続けてきました。

 

 

 そして、オリジナルカレーに挑戦することを決意します。

 

 

 

 

 

 

自分の家の食品庫にガラムマサラはない 

つくりたいカレーが決まったときにはすぐに早退という道を決めていました。

 

人生の中でここまで決意することなんてはじめてだったからです。

 

玉ねぎもありません。

 

ガラムマサラもありません。

 

もちろん、カレーをつくれる保証はないし、むしろハヤシライスをつくってしまう確率の方が高い。

いや、99%ハヤシライスをつくるくらいの確率だろう。

 

でも、自分で選択したレシピで失敗するならぼくはそれでもいいって思うんです。

 

どうしても挑戦したい。

 

そんなのやめろという人は、ぼくがハヤシライスをつくったら思いっきり笑ってバカにしてくれればいいと思います。

 

「ほら無理って言ったじゃん」

 

そう言ってくれればいいです。

 

ぼくにとっては、このままつくりたいカレーもつくれずに美味しくないカレーをつくる方がよっぽど辛いです。

 

なのでぼくは迷うことなく挑戦します。

 

ハヤシライス作る気も全くないですけどね!!

 

 

 

 

11時に火を起こし本格的に調理を始めます 

火を起こすのは午後の11時の予定。

 

それまでは火を起こす準備時間にします。

 

なんといっても、まだ起こそうと思っている火も、薪段階なんですよね。

 

キッチンは使わず、調理は外で。

 

以上、石田祐希は4時限目で大学を早退しオリジナルカレーをつくります。

 

 

 

 【追記】

実際に作ってキッチンで温め直したのがこちらです。

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【今日の俳句】

家にパン粉しかない時はなにをつくったらいいですか?パンですか?