ジャンプ力に定評のある前田

ジャンプ力に定評のある前田が書くブログ

ブラックバイトで死にかけたけど僕が社畜過ぎたおかげで生存できた

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僕が高校2年の時に人生で初めてやったバイトがなかなかブラックでした。

バイトしてたのは当時2店舗しかなかった回転寿司屋で、今はもうありません。

死にかけました。

 

 

初仕事でいきなり疑われる

回転寿司屋のバイト初日に任されたのはポスティングでした。

ポスティングとは家庭のポストにその店のチラシを入れて行く仕事です。

これだけ配ってこいと数百枚渡され、原付で配り終えたら店に戻ります。

 

マンションはポストが集合してるので大量ポスティングのチャンスです。

大きなマンションを周るだけでポスティングのノルマを簡単にさばけました。

 

 

 

この行為は

住人にとってはすごく迷惑だと思います。

マンションにお住みの方には西日本のポスティング界を代表して僕が謝っておきます。

 

 

初仕事でこの要領を掴んだ僕はあっと言う間にノルマを達成しました。

 

早速店に戻って

「終わりました!速くないですか?」と社長に初仕事の成果を報告したところ

 

第一声は疑いの声でした。

 

「あれー?おかしいぞー。

こんなに早いなんて。

ちなみにまとめて捨ててたりしたらウチに電話あるからねー。」

 

コナン君の様な露骨でいやらしい疑い方をされました。

まとめて捨てたのではないかと思ってカマをかけてきています。

 

 

いきなり疑われたのには驚きましたが

まあ、バイトの扱いなんてこんなもんだろうと思いました。

 

 

【この時点での社畜度 20%】

 

 

 

 

配達の車の整備をしてもらえなかった

 

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翌日は配達の仕事を任されました。

 

僕はこの配達は向いていませんでした。

 

お釣りの計算が出来ないからです

 

自分で言うのもアレですが僕はそこそこいい高校に行っていました。

そこで、トップの成績をとっていました。

 

しかし、なぜかお釣りの計算という単純な引き算の能力がゴミでした。

僕は一度だけ、渡された額を上回るお釣りを返した事があります。

  

 

 

 

それはさておき、原付でこの配達を行うのですが前日のポスティングのときにはなかった異変が原付にみられました。

 

ハンドルの部分がスピードを出すとガタガタするのです。

 

ガタガタし始めると運転しづらいので

帰ってすぐ社長に

危ないから、どうにかしてくれと伝えました。

 

「あー昔からガタガタするんだよねー。昔から昔から!」

 

と答えになっていない答えが返ってきました。

その次の日も、また次の日も

何度言ってもこんな感じでした。

 

 

仕方ないなあと思い

 

頭の良い僕は

ガタガタさせない画期的な方法を編み出しました。

その方法とは

 

力ずくでガタガタさせない

 

でした。

 

 

 

【この時点での社畜度  40%】

 

 

 

 

回転寿司屋の厨房がヤバい

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厨房の仕事もしました。

 

教わってヤバイなと思った事を数点挙げると

 

茶碗蒸しの器すげー汚いです。

器の内側に食べかすの茶碗蒸しがこびりついたまま次の茶碗蒸しを作ってました。

一応、洗ってはいるんですけどね。

僕はもう、

回転寿司屋で茶碗蒸しを食べれません

 

他には

新鮮なネタを食べたいという事で回転しているのを取るのではなく注文する方は多いと思います。

僕も注文派です。

しかし、それは無駄です。

 

回ってるやつを裏で取ってお客さんに出してました

 

 

あと、ネギトロは

まず、質と色の悪いマグロを敷き詰めて表面に質と色のいいマグロを乗せて見栄えを良くしていました

せこすぎ!

 

このように、いろいろとよろしくない事を教育されたんですが

どこの回転寿司屋もそんなもんなのかなと思って素直に従いました。

 

 

【この時点での社畜度 60%】

 

 

 

先輩からの圧力で時給が上がらない

 

本来、昇給テストはあるはずでしたが一回も行われていませんでした

社長!テストやりましょう!と言いかけた事もありましたが先輩に止められました。

 

昇給テストは暗記で対応できるものでした。

記憶力に定評のある僕は簡単に暗記してしまいます。

 

一方、先輩のバイトはもれなくアホでした。

漏れがなくアホというのは奇跡に近いです。

 

テストの成績が悪いと時給も下がってしまうと恐れた先輩らの脅し

ぼくは素直に屈しました。

 

 

【この時点での社畜度 80%】

 

 

 

 

時給を上げる為に媚びを売る

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社長はバイトに全く好かれていませんでした。

店長含めてバイトは社長がいないときに社長の悪口を言っていました。

社長もバイトの色々な人の陰口を言っていました。
おそらく僕も「あいつは引き算がゴミ!」とか言われていた事でしょう。

 

社長もバイトもお互いに陰口を言われている事には気づいている様に思いました

 

これは周りに差をつけるチャンスだと思い、僕だけは社長に媚びまくっていこうと考えました。

昇給のためです。

テストを受けるチャンスがなかった僕にとっては社長に媚びる事ぐらいしか時給を上げる方法がありませんでした。

 

ある日、社長が僕に「おい前田!リキッドって日本語でどういう意味か知ってるか?」と聞いてきました。

 

リキッドが液体だということは知っていましたが「えー全然わかんないですー」とバカのふりをしました。

 

 

社長からは

「へ〜あんなにいい高校に行ってて成績トップなのにそんな事も知らないのか〜今まで何勉強してたの?液体だよ液体!」

と言われました。

社長はものすごく満足そうでした。

 

僕は質問を受けた瞬間に、

ああ、この人はぼくをバカにして気持ちよくなりたいんだなと察しました。

そして、わざと分からないと答えて、そのまま意図した通りに社長は気持ちよくなっていました。

 

社長を気持ち良くさせたので気分が良かったです。

 

時給が上がる前に辞めてしまったので媚びた効果があったかは分かりません 。

 

 

【この時点での社畜度 max】

 

 

死亡しかけました

ある日の配達で大きな橋を僕はハンドルガタガタ原付で渡っていました。

 

ガタガタ原付も慣れると腕のマッサージをしているようで気持ちいいです。

 

しかし、橋のてっぺんを過ぎて下り坂を走っている時に異変が起きました。

ハンドルがこれまでに無いくらい激しくガタつき始めたのです。

ガタつくというよりも暴れると言った方が近いです。

 

ハンドルの暴れはハンドル操作としてそのまま運転に反映されます。

運転も激しく左右に暴れていました。

 

減速するとガタガタがさらに大きくなってしまい余計に危険でした。

下り坂でスピードが出ているからこそ

かろうじてバランスが取れていたのです。

 

その橋は交通量も多く、トラックとガンガンすれ違います。

制御出来なくなって左に行けばガードレールに当たって海に落下、右に行けばトラックに衝突、減速すればさらに危険になり、そのまま進んでもいつかは転ぶという絶体絶命な状況でした。

 

 

「これ死ぬわ」

 

 

そう本気で思いました。

 

アクション映画が好きなのでどうせ死ぬなら海にダイブがアクション感があって良いなーとも考えました。

 

しかし、そんな状況でも僕は社畜でした

 

「死んだら配達出来なくなる!

 

ここで死んだら社長に殺される!

 

生きたい!」

 

そう強く思いました。

 

その瞬間に火事場の馬鹿力がでました。

暴れるハンドルを腕の力のみで固定することができたのです。

坂を下り終えてしばらく進むとガタガタは次第に小さくなり、事なきをえました。

 

こうして僕は活きの良い寿司を届ける事ができました。

 

寿司も崩れることなく無事でした。

出前用のバイクってすげえなと思いました。

これを購入した社長はさすがだと思いました。

 

 

 

【今日の俳句】 

画数の多い漢字が嫌い