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ジャンプ力に定評のある前田

俳人のジャンプ力に定評のある前田が書くブログ

未来人の僕が教える、後にノーパンが流行る理由

トイレの神様

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こんにちは未来人です。

 

私がいた時代の健康に対する国民の関心は依然として高いままで、そんな時代にノーパンブームが到来しました。 

これを仕掛けたのはユニクロでした。

 

今回はその話を書きたいと思います。

 

 

 

当時のノーパンに対する世間の認知

あまり知られていませんが、ノーパンは健康にいいんです。

ゴムで締め付けないことで血流が良くなったり、通気性が良くなることで局部を清潔に保ったり、男性だと股間に熱がこもらないので生殖機能の低下を防ぐことができます。

 

この事実を知っていたのはまだまだごく一部でしたが、部屋ではノーパンで過ごすという人はちらほら見受けられました。

 

 

ノーパンに革命がおこる

ここに目をつけたのはユニクロです。

ユニクロは結果的にこれまで家でしかノーパンになっていなかった層に

屋外でノーパンになるという新たな価値を提供することに成功しました。

 

そう、ノーパン界のポケモンGOになったのです。

 

 

ブラトップ以来の衝撃

2008年、ブラ付きトップスであるブラトップがユニクロから発売され、日本中に衝撃を与えました。

 

そんなユニクロがブラトップを超える革命を日本に与えたのは2021年、東京オリンピックの翌年でした。

商品は、パンツ付きショートパンツ、その名も

パンツショートパンツです。

 

これは、ユニクロが夏に販売しているオシャレなステテコを進化させたものです。

 

ノーパンでも履けて、オシャレでもあるユニクロのステテコはノーパン層から絶大な支持を得ていましたが、街中で履いている人はいませんでした。

 

これを部屋でも街中でも履けるように進化させたのがパンツショートパンツです。

ではこのパンツショートパンツはどのようにして生まれたのでしょうか。

 

 

ノーパンで外に出るために

ノーパン層は家ではノーパンでステテコを履いていました。

しかし外出する際には履いていたステテコを脱ぎわざわざパンツを履いてからその上にズボンを履いていました。

 

屋外で、ノーパン層がユニクロのステテコをノーパンで履けなかった理由として

 

  • ステテコは部屋着だという固定観念がノーパン層の中にある。
  • ノーパン=変態だと思い込んでいる周囲の目が気になる
  • ノーパンだとすーすーして街中では安心できない

 

というものがあり、ユニクロはこの問題に取り組みます。

 

まず、ステテコが部屋着であるいう固定観念を覆すために、大胆にもこれまでステテコと呼んでいたその商品をショートパンツという名前で売り出すことにしました。

 

そして、そのショートパンツに下着のパンツの機能を合体させました。

 

これによって、"ノー"パンではなくなるので変態と呼ばれることもなくなりますし、パンツの機能が付いているので外出向きの適切なホールド感も確保することができました。

 

パンツは履かなくてもよいがノーパンではない「パンツショートパンツ」はこうして誕生したのです。(パンツを履いてはいないがノーパンではないという状態は後に「新しいノーパン」と呼ばれることにはなりますが...)

 

 ブラジャーはつけなくていいがノーブラではない「ブラトップ」の成功がここに生きているように思います。

 

この大発明によってノーパン層が部屋着のまま、従来のパンツを履くことなく外に出れるようになったのです。

 

『ノーパンのような履き心地』の追求

ユニクロが機能を一体化させる時に最も意識したのはパンツを一体化した商品とはいえども

『ノーパンのような履き心地』を追求することでした。

 

締め付けはキツくないか...

通気性は良いか...

熱がこもらないか...

 

ユニクロは研究に研究を重ねました。

しかし、これはノーパン層のための配慮ではありませんでした。

 

 

ノーパン層がノーパンになる2つの理由

そもそもノーパン層がノーパンになる理由は大きく分けて以下の二つです。

 

  1. パンツを履いて、さらにズボンを履くというプロセスが面倒
  2. 洗濯物の量を減らせる

 

つまり、パンツとズボンが一体になってさえいればこの2つの条件は満たせるため、一体にするだけで機能としては十分だったのです。

 

では、誰に向けての『ノーパンのような履き心地』の追求だったかと言えばそれは、非ノーパン層へのものでした。

このユニクロの狙いは的確でした。

 

それでは、この狙いも含めて実際に日本で起きた一連の出来事を説明しましょう。

 

 

実際に日本に起きたこと

  1. まず、ノーパン層がパンツとズボンが一体化しているという理由からパンツショートパンツをこぞって履き出しました。
  2. すると、次第に非ノーパン層からの注目も高まり始めました。
  3. 興味を持った一部の非ノーパン層は実際にパンツショートパンツを手に取りました。
  4. その際に、『ノーパンのような履き心地』遠い日のノーパンの記憶と憧れ非ノーパン層に思いださせることに成功したのです。『ノーパンのような履き心地』の追求はこれが狙いでした。
  5. これはいいぞと今度はその非ノーパン層から非ノーパン層へと口コミが広がって行きました。

 

こうして、瞬く間に日本中をパンツショートパンツが席巻したのです。

 

 

後に村上龍は何と言ったか

後に、村上龍は、この社会現象についてこう語りました。

 

「これはノーパンへの郷愁からの再構築だ」と。